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2010年8月20日 (金)

ノミについて

このところ、

「ノミの予防っていつからいつまでやるの?」
「ノミがついたらどうなるの?かゆいのよねぇ?」
「暑くなるとノミって増えるのよね?」

などなど、ノミに関してのご質問をよくお受けします。
時期が時期だけに、地域によってはたくさん発生しているかもしれませんね。


では、今回はノミに関して一度お話してみようと思います。


ノミ、主に犬猫で見つかるノミは「ネコノミ」です(他にイヌノミ、ヒトノミもいます)。
身体は暗褐色で大きさは2mm程度。
身近なところで言うとゴマ1粒から半粒といったところでしょうか。
翅(はね)が無いので「飛ぶ」事はできませんが、後肢が強靭なので「跳ぶ」事が出来ます。
2mくらいは跳躍できますので、軽く我々の頭上を跳び越えることもできます。
犬猫の身体では主にお腹や腰からお尻にかけてを好み、
毛の間をすばやく移動するので見つけたとしてもなかなか捕まえられません。
温暖湿潤な環境(気温13-32℃ 湿度80-90%)を好むので、犬猫の皮膚や寝床は格好の住処となります。


蚊と同じで、ノミも血を吸うのは雌だけです。
雌は血を吸って24-48時間後に卵を産みます。(1回あたり10-20個は産むと言われています)
卵は表面がつるつるしているので犬猫の皮膚から、寝床やカーペット等に滑り落ち、その後3-10日で孵化します。
孵化した幼虫は動物のフケや親ノミの糞などを食べて成長、
2回の脱皮を経てサナギになり10日ほどで成虫となります。
(環境によってはサナギのまま半年ほど生存します!)
成虫は犬猫の温度や動きに反応して跳躍。
無事に犬猫の身体に落下できれば寄生生活を開始します。
(以前、某TV番組でやっていましたが、着地ではなくまさに「落下」でした・・・)
そして寄生先の犬猫の皮膚上にて雌雄が揃うと、再び産卵・・・となります。


この一連のライフサイクルは季節によってそのスピードが異なり、
梅雨から夏季は最短で12-14日、春季秋季は3-4週間、冬季は最長で約180日です。
つまり夏は繁殖力が旺盛でどんどん増えていくということになります。
ちなみにノミは1匹見つけたらその犬猫の生活環境内に未成熟なノミ(卵・幼虫・サナギ)が20匹は居ると言われています。
夏の時期、犬猫にノミを2,3匹見つけようものなら、早めに対策を講じないとエライ事になるということですね・・・。


では、どのように大変な事が起こるかというお話ですが
まず少数の寄生であれば、「最近、ちょっと身体掻くかも・・・」くらいの症状が大半です。
ただこの時期でも毛をかき分けて探せば、ノミやノミの糞が見つかります。
ノミの糞は被毛の根元付近に見つかる黒い粒々で、湿らせたティッシュなどに取ると赤く滲みます。
(これはノミが血を吸って出した排泄物ですので、宿主である犬猫の血の色ということです!)


ノミの数が増えるとそれだけ吸血する回数が増えますので湿疹等の皮膚症状が増え、
かゆみも強くなり身体を掻いたり齧ったりする頻度が増えます。
実はノミが吸血するとき、その唾液成分が犬猫の体内に入ることでかゆみを引き起こすのですが、
時にこれが局所的に激しいかゆみや湿疹、脱毛を伴うことがあります。
これは「ノミアレルギー性皮膚炎」と呼ばれるもので、
一度なってしまうとその後はノミとのわずかな接触であっても激しい皮膚炎が起きてしまうという厄介な病気です。


一方で、ノミ自身が起こすので無く、ノミが連れてきてしまう病気もあります。
瓜実条虫、いわゆるサナダムシというやつです。
成長すると体長が50cmほどにもなる、犬猫の小腸に寄生する体内寄生虫で、下痢・嘔吐の原因となります。
この条虫の卵はノミの幼虫に食べられることでその体内で成長。
成虫になったノミがグルーミングなどで犬猫に食べられることでそのまま犬猫に体内に寄生するというものです。
犬猫の肛門・お尻周りに白いゴマ粒様の片節(動く時もあり)として見られることがあります。


犬猫以外、飼い主の方々にも被害が出るケースもあります。
犬猫が皮膚をかゆがり出すのと時を同じくして、おうちの方の脛のあたりの虫さされが多くなることがあります。
これ、蚊などではなくノミの可能性がありますのでこちらも要注意です。


では、そんなノミにはどう対処していくのかというお話ですが…
それはまた次回お話しますね。

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